オススメ「ドキュメンタリー映画」まずは知ること学ぶこと

2020年1月12日

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ドキュメンタリー映画ってアイドルとかじゃないの?
 
 
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新聞やニュースは見ない人、見ててもテレビじゃ流れないもの。映画・映像で見ることで体験できる貴重な作品ばかり。
2019年、自分が観てオススメできるものについて書きました!
 
 
2019年200本近い作品を観た、女優のえり(@errnzabesu2)が、選りすぐりのオススメ作品をご紹介します。
 

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DOGLEGS/ヒース・カズンズ

プロレスってこうだったのか、価値観に影響を及ぼす90分。


2015年/89分 アメリカ

1991年に旗揚げした日本の障害者プロレス団体「ドッグレッグス」の活動を追ったドキュメンタリー。清掃員として働きながら、設立当初から「ドッグレッグス」でのスター選手としてリングに上がるサンボ慎太郎は、年齢的にもプロレスからの引退を考えていた。慎太郎のライバルで、健常者レスラーとして「ドッグレッグス」のリングに上がるアンチテーゼ北島は、「最後にアンチテーゼ北島と対戦し引退したい」という慎太郎からの挑戦を「勝者だけが引退できる」という条件つきで承諾する。慎太郎、北島のほか、女装癖があり、重度のアルコール中毒のレスラー・愛人(ラマン)、その妻・ミセス愛人(ミセスラマン)など、「ドッグレッグス」を取り巻く仲間たちの、笑いあり涙ありの日常を追っていく。

映画.comより引用
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えり

プロレス…と思っていた概念をひっくり返された。
わたしが感じたプロレスの本質は、魂のぶつかり合いであって、(意図して使っているわけではなく)健常者のプロレスを見てもソレに気がつけるのは、ずいぶん後か、その前に見るのをやめていると思う。
冒頭こそ、個人的に殴り合いに抵抗感があるものの、人間の本質的な部分でどんどん引き込まれていき、最後は泣いた。

Little Birds イラク戦火の家族たち/綿井健陽

日本のテレビでは一生見られないかもしれない。


2005年/102分

2003年3月のアメリカによるイラク侵攻以来、『ニュースステーション』や『News23』でイラクからの中継リポートを続け、ボーン・上田記念国際記者賞特別賞を受賞したビデオジャーナリストの綿井健陽が、取材期間中に記録した123時間余の映像から作り出した映像作品。空爆で2人の子供を奪われた父親サクバン、右目を傷ついた12歳の少女ハディールらを主人公に、バグダッド、アブグレイブ、サマワなどイラク各地を舞台に、戦火の中で懸命に生きる人々を丹念に描く。

映画.comより引用
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えり

新聞やニュースには表立って載らない・見ない人こそ体験できる映画の在り方の一つ。
戦争って歴史上繰り返される、なんの生産性もない人間の愚かな行為だと思っています。
人の悲しみが憎悪に変わるまで、日本の自衛隊やマスコミのなんと間抜けな姿。
『第三次世界大戦』とツイッターのトレンドにもなった今、この世界でも内戦や紛争が続いている。
「戦争」は一体何をもたらすのか
 
 

イラク チグリスに浮かぶ平和/綿井健陽


2014年/108分

イラク戦争とは、アメリカ合衆国が主体となり2003年3月20日から、イギリス、オーストラリアと、工兵部隊を派遣したポーランド等が加わる有志連合によって、イラク武装解除問題の大量破壊兵器保持における進展義務違反を理由とする『イラクの自由作戦』の名の下に、イラクへ侵攻したことで始まった軍事介入である。同年5月にジョージ・W・ブッシュにより「大規模戦闘終結宣言」が出たが、アメリカが指摘した大量破壊兵器の発見に至らず、さらにイラク国内の治安悪化が問題となり、戦闘は続行した。2010年8月31日にバラク・オバマにより改めて「戦闘終結宣言」と『イラクの自由作戦』の終了が宣言され、翌日から米軍撤退後のイラク単独での治安維持に向けた『新しい夜明け作戦』が始まった。
そして2011年12月14日、米軍の完全撤収によってバラク・オバマが、イラク戦争の終結を正式に宣言した。

「イラク戦争」Wikipediaより抜粋
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えり

『Little Birds イラク戦火の家族たち』その後、10年後の作品。10年経ってあの景色や人々は何か変わっているのか。「自由」ってなんだろう。

ジョージ・ブッシュを批判した、違う視点からのドキュメンタリー作品を観る↓
「華氏119」マイケル・ムーア監督


子どもが教えてくれたこと/アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン

子どもに学ぶ人生観


2016年/80分 フランス

病気と闘いながらも今を懸命に生きる子どもたちを描き、腎不全、動脈性肺高血圧症、神経芽腫、表皮水疱症など、それぞれが病気を抱えている5人の子どもたち。彼らは治療を続けながら、毎日を楽しく、精いっぱい生きている。自身も病気で娘を亡くした経験を持つアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン監督が前向きに生きる子どもたちの姿を映し出す。

映画.comより引用
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えり

もっとちゃんと生きようと思わずにいられない作品。
暴飲暴食だって、二日酔いだって…健康体の私たちより、たくさんのことを考えて物事に向き合う姿勢と、目の前のことを一生懸命に生きるその姿に胸を打たれる。
 
 
 

ちいさな哲学者たち/ジャン=ピエール・ポッツィ ピエール・バルジェ

子どもたちに教わる、学びたかった大切なもの


2010年/97分 フランス

フランスの幼稚園で世界で初めて取り入れられた、子どもが行う哲学の授業に2年間密着し、成長を見守る。3歳~5歳の子どもたちが哲学を学ぶという画期的な取り組みが行われている。幼児クラスを受け持つパスカリーヌ先生は月に数回、子どもたちを集め、男女関係や貧富の差、人種問題などさまざまなテーマについて議論。子どもたちはそれぞれ自分の言葉で語り合うことで考える力を身につけ、大人たちもまた、この取り組みに試行錯誤しながらともに成長していく。

映画.comより引用
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えり

97分の作中で、子供達がみるみる変わっていく姿に、いかに大人の私たちが狭いオリに自分たちを閉じ込め成長を自ら憚っているのかと感じました。
私は、小さい時から「なんで?」と聞きまくっていた。
バイト先の社員や母に怒られたり不愉快になったりした経験から、率直な疑問を聞くのをためらうようになった。
でも今一度「なんで、なんでって言っちゃいけないの?」と問いたい!
 
 

主戦場/ミキ・デザキ

過去の出来事を知らないまま素通りはできない


2018年/122分 アメリカ

日系アメリカ人映像作家ミキ・デザキが慰安婦問題をめぐる論争をさまざまな角度から検証、分析。慰安婦たちは性奴隷だったのか、本当に強制連行はあったのか、元慰安婦たちの証言はなぜブレるのか、日本政府の謝罪と法的責任とは……。この問題を検証すべく、日本、アメリカ、韓国、肯定派と否定派それぞれの立場で論争の中心にいる人びとに取材を敢行。さらに膨大な量のニュース映像や記事の検証を交え、慰安婦問題を検証していく。

映画.comより引用
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えり

監督の疑問に対し、各国・各意見と市民の言動を回し続ける2時間。
最初から答えの出ない命題であることは明らかだが、監督の持っていきたい方向や答えが見えた作品だった。
「アメリカはこうだけど、みんなはどうなの?」
自分の意見を持つことから始める。そのためには、知ることが何より先であること。
 
 
 

殴り合ったり、打たれたり、血が流れたり…
確かに見てて心地の良いものではないけれど、真実を色んな角度から見ること。知ることで世界が広がります。
人類の歴史ってほとんど戦争です。知って過ごすのと知らずに過ごすのでは大違い。自分の目で確かめて見てください。