【ネタバレなし映画レビュー】夜間中学ってご存知ですか?「学校 I 」山田洋次監督

2019年9月18日

学校I(1993)128分

山田洋次監督の映画シリーズ全3作の第1作目。

第17回日本アカデミー賞 作品賞受賞/主演男優賞受賞/助演男優賞受賞


監督 脚本 山田洋次 
キャスト 西田敏行 竹下景子 田中邦衛
公開 1993年 128分


あらすじ

東京の下町にある夜間中学が舞台。
卒業を控えた生徒たちに教師黒井(西田敏行)が卒業文集の作文を書く授業を行う。
年齢、国籍、生い立ち、家庭環境、すべて違う生徒たち。
それぞれ色々な経験をし悩み苦しみ、学校で学び卒業まで通った、そんな作文を書く姿を見て黒井が生徒達との思い出を振り返る。

胸がいっぱいになる。山田洋次監督の魅力。

「男はつらいよ」シリーズが有名ですが、私は山田洋次監督の他の作品「家族はつらいよ」も好きです。
「男はつらいよ」は4作目までしか観れてませんが、どれも温かい。


家族や人との間にあるもの。悪人が出ない、優しい世界。義理と人情。人を想う気持ち。幸せ。
日本人がなくしてはいけないもの。


人が当たり前に持つ、思うことに気づかされるシンプルなセリフと山田洋次監督のメッセージ性。


「教育」の大切なもの

私はごく普通に公立小中学校で義務教育を学びました。
国語数学理科社会…勉強することに対して当たり前の務めであると思っていました。
言語、歴史、大学の専門的な知識。

この作品は、そうではない教育について、学べる作品だと思う。
家電からプリペイド携帯、メール、ラインとコミュニケーションが簡単にとれる時代にはない良さ。
大切なものが肩をトントンとしてくれる。

心が温かく包まれ胸がいっぱいになる。
懐かしさがこみ上げてきて、優しくなれる、まさに、心が豊かになる作品です。
観てよかった度 4/3