なぜ?わずかなギャラでも続ける、たったひとつの理由

2019年7月24日

毎日、ニュースに取り上げられている、闇営業からの一連の問題、騒動。

『ギャラのピンハネ』について引っかかったことをお話しします。

自分の手元に入ってくるお給料がスズメの涙でも、決して言い返しさず続けるのか。

「感動や経験はお金で買えない」

過去の舞台出演で借金をしても、なお続けようとしている私の伝えたいこと。

お金のためにやってない

stage

私がやっている小劇場演劇はお金になりません。

むしろ、「お金を払って出演している」と言っても過言ではないんです!

チケットバック制度で、例えば『1枚売るごとに500円バック』という仕組みです。

30人呼んだとしましょう。15,000円です。

稽古〜本番まで約2ヶ月あります。
交通費
食事代
衣装代
美容室代

節約をしても0になればいい方です。

「本当に良いものをつくりたいから、衣装や美容室代をケチりたくない」

現状、そうせざるを得ません。

・衣装は持ち寄って貸し借りする
・メルカリやリサイクルショップで安く買う
・100均を駆使して小道具(劇中で使う持ち道具)を作る
・化粧品は自費で買う

Right Caption
じゃあ何のためにやってるの?

「好きだから」:感動

dream

「浮世の義理と人の情のためでございます。」

これは私が大好きなセリフなんですが…いやいや。

・自分が舞台を観た時の体験
・お客さんからの感想
・ものづくりの情熱
・自分の課題成長

自分が舞台を観るとき。
そのときの自分が観たいものが見られるんです。

人の温もりや感情を求めてるとき
ストレス発散で感情を洗い流したいとき
マーケティングやビジネスに興味があるとき

終演後のロビーの空間の雰囲気が大好きです。

開演前と違って、お客さんの心が温まったのがわかります。
だからその空間があったかいんです。
笑顔があふれています。

「ファンです。サインしてください!」と言ってもらったことがあります。

その言葉が、私の心を動かした、忘れられない何よりの感動です。

90分にこめる何百時間:経験

1回の公演は90分。

来る日も試行錯誤して泣き笑いした何百時間が詰め込まれてます。

すべては「お客さんのために」です。

積み上げたものを壊してみる
いくつものルートを試してみる
余計なことをせずシンプルにする
同じことを何度も色んな角度から見る

色んなことにも同じことが言えると思います。
わかりやすく、伝わりやすく、です。

意見のぶつかり合い
自分との戦い
台本との戦い
先輩との戦い

自分の弱さだったり、人の意見を取り入れて進化すること
よりよくするための、試練です。

好きなことをする力は無限大

run

お金は目的じゃなく手段です。

お金があったら、やりたいことに投資します。
お金がなくても、やりたいことのためやりくりします。

好きだからです!

お金がなさすぎて、面白くない原因のひとつになってるんじゃないかと思います。

より良いものを提供するには、質を上げたりその分の投資が必要。
質を上げられないんです。じゃあどうするのか。

えり、始動します。

夢だった自主公演を、実現します。
そのために、収入をつくり投資して良いもの作ります!

すべては好きなことをやるためです!