【ネタバレなし映画レビュー】元気をもらえる「マルガリータで乾杯を!」

2019年9月18日

『Margarita, with a Straw』ライラから学ぶことばかり

トロント国際映画祭2014NETPAC(最優秀アジア映画賞)賞受賞


監督 ショナリ・ボーズ
共同監督 ニレーシュ・マニヤル
キャスト カルキ・ケクラン/レーバティ ほか
公開 2014年 100分/インド

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インド生まれ、インド育ちのフランス人女優カルキ・ケクラン演じるライラは、脳性マヒを患い車椅子での生活。
周りのサポートを受けながらも、みんなと何一つ変わらず夢を持ち大学に通い、恋愛をする。

メッセージ性を持ったインド映画

「インド映画」とイメージするのは、圧倒される賑やかなダンスシーンやコミカルなアクションシーンですよね。

インドではタブーな「障がい者」「同性愛」などのテーマに触れ、ライラが数々の出来事や困難から自立していく姿を描いた作品。

ライラの目が素敵。笑顔が輝いてる。
予告編にある「恋をしたの」ってあんなに素敵な言葉だったかしら…!!
私が惚れてしまいそうなくらい、強くて生命力とはなんぞやと呼びかけられる。

この現代、あらゆる手段の合理化とネットの発達で、どんどん楽になっていく。
楽になったからってどこか怠けすぎている自分に喝を入れられる。その純粋な眩しさに引き寄せられます。


人間は楽をするのが好きな生き物。


「今日はすごく疲れたからブログ更新は明日でいっか」など
他人を批判して自分を正当化して安心しようとしてしまいますよね。

この作品はそれを感じない。むしろ行動しまくりのライラに羨ましくなるくらい。
車椅子生活で突きつけられる問題やメッセージが詰まっていますが、負の感情をあまり感じない、観やすい作品です。

頑張りすぎて自分を我慢してしまっている人、
頑張って心身疲れてしまった時。
「明日もまた頑張ろう」と心から笑いたくなる。

合わせて観たい

PERFECT REVOLUTION】松本准平監督
同じ脳性マヒを抱えながらも、障害者の性を訴える活動をしている主人公のリアルなファンタジー、ラブストーリー。