『芸術は人生を豊かにする』
映画や演劇をより身近に。ネタバレなしのレビューを投稿しています、えり(@errnzabesu2)です。
また素敵な作品に出会いましたので、シェアします*
完璧な革命を起こそうとする『挑戦』に意味があることを気づかされる
生きる意味とは、当たり前とは、
民主主義の多数決で多い方が正しいの?普通なの?
様々な障害をリアルに、ファンタジックに表現したラブストーリー。
クマ(リリー・フランキー)は幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うように動かせず車椅子生活をしている。ただし彼はセックスが大好き。
身体障害者にとっての性への理解を訴えるために活動している。そんな彼が、ある日、美少女・ミツ(清野菜名)と出会う。
公式ホームページより
障害者であるにもかかわらず生き生きと生きているクマに、ミツは「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない? 」「それを世界に証明するの!」。
どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけど純粋な、クマとミツの“最強のふたり”のラブストーリーがいま始まる!
監督 脚本 松本准平
原案 熊篠慶彦「たった5センチのハードル」
キャスト リリー・フランキー/清野菜名/小池栄子 ほか
公開 2017年/117分
障害は誰にもある、特別なものじゃない

見終わった後に公式ホームページを見て、この作品に込められた思いは相当なものだったのだと納得した内容の作品です。
原作・原案の熊篠さんと主演のリリーさんは友人で、熊篠さんの話が映画化すると聞き協力を申し出た。
主題歌の銀杏BOYZ「BABY BABY」
リリーさんがこの映画にピッタリだと使用許可を願い出たそう。
ミツが精神的な障害を抱えているという設定を脚色したそうですが、かえって身近に感じました。
街で目にするヘルプマーク。マタニティマーク。車椅子で移動する方。盲導犬を連れてる方。
私たちも、障害を抱えて生きてることに改めて気づきました。そして、みんな当たり前だから小さいことだからと見逃してしまうだけ。捉え方の違い。
私の実体験ですが、社会不適合者だと言われているに近いことが起きています。
仕事にはマニュアルがありますが、私の仕事(販売)でクレームが出てシフトを減らされました。お客様からではなく会社からです。
『協調性が足りない』『みんなできている』『言われなくてもできること』
「機械のような接客ばかりだからこそ、自分の意見をプラスαで入れたら売り上げが上がるかな」
割と真面目に取り組んでいたと思います。
その会社が求めているのは『機械のような大人』。
Twitterで話題になりましたね。
受講生は私だけの研修を受けましたが、複数人いても全く同じことを話すと見受けられる、機械のような研修。
みんなどこかで我慢しているんです。
居酒屋で愚痴が耐えないのもそう。批判することで自分を正当化して安心してしまう。解決にはならないので悪循環ですよね。
私も愚痴を時々言います。そこから、どうやったら根本的な解決に繋がるか、クリエイティブで前向きな会話をするよう心がけています。
挑戦することを改めて大事だなと再認識しました。
ポップな演出が観る人の心を和らげ、そこで作品のメッセージが入ってくるので内容もあり飽きません。笑って泣きました。
『障害』と言う言葉に対して自分が持っていた偏った固定観念。
障害と自分は遠いものいう位置付けや捉え方が違うことに気づけました。
挑戦したくなった度 3/3
パーフェクト・レボリューション【DVD】【Amazon Prime】
合わせて観たい
【マルガリータで乾杯を!】インド映画
同じ脳性マヒを抱えながらも、人と変わらず勉強と恋愛に生きる大学生のお話し。
こちらは同じテーマですがライトで観やすいです。
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アニメやドラマ、バラエティの品揃えが良いので、有名・メジャーな映画だけ観る人に。
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