声優になりたいならまず演劇を学べ!専門学校や養成所より良い理由【実体験】

2019年5月30日

専門学校卒業→声優養成所(1年半)→劇団研究生(2年)をしつつ外部舞台出演→フリーの女優(今)

実体験を元に、これから声優を目指す人への参考になればと思います*

演じること=「お芝居」の基礎を学ぶことが何より大事

今、声優になるには専門学校→プロダクション養成所→プロダクション所属という流れが基本だと思います。

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あなた
えりさんもそのコースなのに、なんで演劇がおすすめなの?
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えり
経験してから、声優になるのなら反対がいいと思ったからです!

今では大人気のお仕事『声優』は元をたどると、飯の食えない劇団員のバイトとして吹き替えでした。
声優志望の人たちを指導している講師は、私たちと同じぐらいの時はお芝居をやっていた人がほとんど。

自分の心身や経験、自分自身を使って表現をする。自分が軸でマイクはツール。

劇団のレッスンで最初に言われ続けたのは「首から上で芝居するな」この癖を取るのに5ヶ月くらいかかりました。

それぞれにしかない個性に気づけず活かされず、養成所ではみんな同じような首から上の「声芝居」「嘘芝居」になっていたなと振り返る。

プロダクションや劇団にもピンからキリまでありますが、一般的に名前が知られているところを基準にするなら。
同じレッスン代を払うなら劇団の方が内容も量も良い、何より自分に身につく!
そのワケは次で説明します!

養成所1年半で得たものゼロ

私は専門学校の声優科を卒業しました。
アニメ・吹き替え・お芝居・西洋史・ナレーションと学ぶ意欲がある生徒にとっても、当時キチンとしたカリキュラムを組んだ学校だったと思います。
今はよくあるアニメに特化したビジネスの一環に成り下がってしまったみたい。残念。


大手の声優養成所に行きました。
「声優養成所って、どんなレベルの高いところなんだろう」


養成所の中でも3つのレベルに分かれていました。

  • 演技が初めてクラス(金づる)
  • 専門学校卒のクラス(金づる)
  • 選抜メンバークラス(ほぼ金づる)

半年に一度、選抜クラスへ上がれたり、選抜から事務所に所属できる『査定』があります。

車に例えるなら、「君はそのボディの色合わないよ」「バンパーつけて内装変えて路線変更しよう」「エンジン音に癖がありすぎる」とかオジサン達がつまんなそうな顔して点数つけます。

専門学校卒のクラスに入りました。
1クラス30人×4組ぐらい。
専門学校卒8割、2割は養成所を回ってる人。

いざ、お芝居のレッスン…唖然。

専門学校の時よりレッスン内容がスカスカ、同じクラスの人たちの芝居も、正直疑うレベル。
地方や東京のマイナーな専門学校卒の人が多かったです。

半年の査定で選抜クラスに上がりましたが、ここから!
ライバルの色も質も全く違う、やっと養成所らしいレッスンがスタートしました。(半年のレッスン代返せ)

吹き替え、アニメ、ナレーション。
その日の課題を講師の前で披露し、指導を受ける。その繰り返しです。
ですが、『査定』には繋がりません。

レッスンではお芝居の根本を指摘してもらえること自体少ないので指摘される、と言った方が近いかも。
「当たり前じゃん、自分で気づけよ」
自分で気が付けるようなお芝居の基礎ができてないんです。

他の生徒と差をつけようと事務所に挨拶に行ったり、掃除を率先してやったり、アイドルに寄せて見たり。
私はアイドルになりたい訳じゃな〜い!自分がアホらしく思えて1年半で辞めました。

養成所に通いながらも外部の舞台公演に出演していました。公演がきっかけで舞台演劇に興味を持ち、劇団研究所に入りました。

公演に向けて一つの作品・お芝居を仲間と、相手と作っていくのでお互い言い合い刺激し合い、時に喧嘩し泣いたりします。
一人でやるより、同じ志のもと他人と創り上げる方が成長もできます。

まとめ

養成所:自己分析、活かした芝居作りをプロダクションの色に寄せつつセルフプロデュースして行く。プロダクション選びから大切。

劇団研究所:お芝居の基礎を自分のものにできる、自分と向き合える。


声優養成所劇団研究生
芝居の基礎×〜△
発声・滑舌
動ける身体×△〜○

芝居の基礎が自分についていると選択肢がたくさんあります。
声優だったら滑舌やイントネーションなどテクニック部分を学ぶ。
映像(ドラマや映画)だったらどう映ったら効果的か、映り方を学ぶ。

演劇→声や映像
基礎に足していけば良いだけ。

逆に、専門学校や養成所で習ったことで劇団研究生で活かされたことは、発声と滑舌が良いくらいですかね。

声→演劇
声芝居の癖をなくして(=無駄な時間)から、お芝居の基礎を身につけました。

何より、私は演劇を通してヒネクレ根暗やろうから変わることができました!ワーイ

もう一度言います。先に劇団など自分自身が演じる、お芝居の基礎を学んだ方が良いです。
後に養成所に行っても惑わされることなく、声優に必要な要素を効率よく学んでいけると思います。

どちらにせよ、自分がどうなりたいか努力は必要です!

演劇を観に行ってみよう

テレビや映画に出ている俳優さんが出ている舞台〜社会人のアマチュア劇団まで、規模やジャンルもたくさんあります。

こりっち
演劇口コミサイト。ランキング上位の公演は好みはあれど外さないと思います。

演劇動画配信サービス「観劇三昧」 】演劇動画配信サービス(無料会員あり)私も無料会員です。スマホのアプリも対応していて、有名劇団の公演も冒頭3分無料で見られる。演劇を知らない方は見て見てください!