【ネタバレなし映画レビュー】目が離せない綺麗な世界「さざなみ 45years」

2019年9月18日

さざなみ 45years(2015)95分

第88回アカデミー賞主演女優賞ノミネート作品

監督 * アンドリュー・ヘイ
キャスト * シャーロット・ランプリング 第65回 ベルリン国際映画祭 最優秀女優賞受賞
トム・コートネイ           第65回 ベルリン国際映画祭 最優秀男優賞受賞

土曜日に結婚45周年の記念パーティを控えるジェフとケイト。しかし月曜日にある手紙が届いたことで、彼らの6日間は、45年の関係を大きく揺るがして行く…公式サイトより引用

画像 (C)The Bureau Film Company Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute 2014

デヴィット・コンスタンティンさんのイン・アナザー・カントリーという短編小説が原作。

舞台は1990年代の、背景は第二次世界大戦中の出来事らしいです。
ケイトに視点を置いたり、脚色や世代変更をした作品だそう。


私は独身のアラサーなので、45年を迎える夫婦の気持ちに興味が湧き観ようと思ったんです。
たった6日間の出来事で45年の生活を感じた。飾ってない、切り取られた日常を観てる感じ。

シャーロット・ランプリングさんの、一挙一動に目が足りない。

「45年の当たり前の習慣であること」がここまで自然に且つ微細に表現できるお芝居の情報量がすごい。
監督の演出もあるが、何を感じて思ってどうしたいのか、私は拾いきれなかった!と思う。
女である私が共感できる部分もたくさんあって。

女として共感する不安や嫉妬。どちらが目の前の相手を見てないのか。

劇中で印象に残ったセリフ「〜女は今を見せてあげなくちゃ(うろ覚え)」とケイトが言われます。
ラストシーン見て!!
私なら胸がいっぱいになってしまったシーンも、やはりケイトは違う何かを感じているし、男と女が永遠のテーマだと言われる所以を感じた。(←日本語合ってますか?)

私は、人は解り合えないと思っています。

自分自身のことも知らないことばかり。
でも分かち合うことならできる。悲しいときは半分、嬉しいことは倍になる。
映画はあくまでも作品。けれども映画を通して歴史を学んだり、自分にはない経験や見方を知ることができる。
そして超個人的に潤いを求めて観ています(笑)

心穏やかな波でありたいけど、喜怒哀楽があっていいと思う。心動かすことって大事。