舞台演劇とは、体験型のアトラクションと似ています!
主人公やヒロインになったつもりで、観てしまう。
自分と見つめ合う体験をし、感動します。
今回は、
「やってる人って何考えてるの?」
です。
・なにも考えてない
・相手のことしか考えてない
・考えてないことを感じる
↓
「感動した!」と言ってもらえる大事な部分のネタバレです。
なにも考えてません

考えていたら驚くほど失敗します。
・うまくやろう
・ここでアドリブ入れよう
・このセリフはこういう言い方をしよう
・次のセリフはこれだから相手のきっかけを待とう
これらは全部、自分に意識が向いてます。
こういうことありませんでしたか?
デートで相手にいいところを見せようとしてスベった。
逆に気持ち悪がられた。などなど。
ただ、自分のために自分の思ってることをやっただけ。
お芝居は相手とやってナンボ…
相手のためにGiveしないと相手は動きません。
独りよがりの面白くないナルシストお芝居=スベってしまいます。
相手のことしか考えてない

お芝居をより良いものにするために、お客様によかったと思ってもらうためです。
目の前の相手役
お芝居をする共演者
来てくださったお客様
サポートしてくださるスタッフ
みんなのために必死こいてお芝居します。
本番のために何百時間もかけた稽古。
やはり本番では緊張して、練習通りのお芝居ができないときもあります。
何か違うぞ?
↓
原因は〇〇だ
↓
解決しようと試す
↓
変わらなければ違う方法
↓
元通りに繋げる
これをお芝居の最中に頭の隅で、同時進行してやってます!
線路から外れたトーマスを、あの手この手で気づかせて元のレールに戻す
みたいなことです!
終わったら消費が激しくて、めっちゃマルチタスクです。
考えないことを感じる
「自分の人生にない体験ができること」が舞台の魅力です。
— えり@恥を捨てた女優ブロガー💃✨ (@errnzabesu2) 2019年7月1日
YouTubeのやってみたや映画も同じです。
実はコレ、私のセリフはありませんが
「この人にされるなら本望だ」
「ごめんなさい」
実際に首しめられた経験ないのに、感じるんです。
それくらい愛が憎しみに変わる瞬間。本気でやってます。 pic.twitter.com/zmAAs5gTqV
人生で経験してないことを体験することができます。
『首をしめられる体験』
現実で、こんな体験は一度もありません。
ですが、
本番でお芝居がうまくいった時、自然とわいてきます。
まるでその人になったかのように。
狙って感じるわけではありません。
すべてはこれだけ。
相手のことを考え行動する
役の人物のことを考える
相手役のことを考える
お客さんのことを考える
現実でも同じなんじゃないでしょうか。
つまり…
相手のために行動すれば、相手の心を動かせる
・親切にする、助ける
・プレゼントや言葉をかける
・気持ちを届ける
自分が欲しい時こそ、あげる時です。
ぜひ試してみてください*