山ちゃんと蒼井優さんの結婚報道に何を思いましたか?出会えないと嘆いてる方に朗報です。可能性に気がついてないだけで、あなたも好きになれます。
あなたが付き合いたい、結婚したいと思う人はどんな人ですか?
思い浮かべた人と実際に出会えるのか。
出会えたとして、そこに愛はあるのか。それ以外は愛せないのか。
様々な疑問が浮かんだと思いますが、愛せます!
なぜなら「お芝居の相手役のことが本気で好きになってしまう」説を私の経験を元に解説します。
知ってはいたけど、誰でも愛せる理論
愛に関していえば、重要なのは自分自身の愛に対する信念である。つまり、自分の愛は信頼に値するものであり、他人のなかに愛を生むことができる、と「信じる」ことである。
他人を「信じる」ことのもう一つの意味は、他人の可能性を「信じる」ことである。他人を信じることをつきつめていけば、人類を「信じる」ということになる。
愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分をゆだねることである。愛とは信念の行為であり、わずかな信念しかもっていない人は、わずかしか愛することができない。
愛するということ より抜粋/エーリッヒ・フロム著
確かに。と当てはまる部分を感じたはずです。
実例:私の場合「お芝居の設定がホンモノになる」

いろんなタイプの演技をする俳優さんがいますが、ここでは私のタイプ、『お芝居の関係性が、リアルでも同じ関係性になる』を例に説明します。
チーム・仲間・兄妹・親友が好き(Like)に、恋人役だったら好き(Love)になっちゃいます。意図的に「好きになろう」と思ってはいません。日々の稽古を重ねていくうちに好きになってしまいます。
日常の自由恋愛とは違って相手も自分も選んでいないこと。
大半が初めてお会いする、よく知らない同士です。見た目が自分の好みではない、自分と真反対のような性格の人、ちょっとヤバイなという人etc…日常と変わらず色々な人がいます。
江戸時代など結婚する相手を決められて、成り立っていた過去がありますよね。100%無理ではないことはなんとなく理解できると思います。
特別なことは何もしてません。
お芝居は私たちの日常がドラマなってるので、みんなと同じ会話などのコミュニケーションです。ただ、お芝居として成立させるために台本や演出の指示があり、何より相手と作品を創り上げる「信頼」がとても大きいのです。
毎回同じセリフを間違えれば「信用」できないのはわかると思います。
待ち合わせにいつも遅刻する人も同じですよね。
「時間にはいい加減だけれど、仕事はきっちりこなす。」
「いつも同じセリフを間違えるけど、表現力はすごい。」
誰もが長所と短所があります。一つの欠点に負けない信頼があるのです。信頼が裏切られることもある。「そうなって欲しい、そう考えてくれている」と期待が大きくなってしまったからではないのでしょうか。
愛は何よりも与えることであり、もらうことではない。自分の生命(喜び・興味・理解・知識・ユーモアなど)を与えることによって、人は他人を豊かにし、自分自身の生命感を高めることによって、他人の生命感を高める。与えるということは、他人をも与える者にすることであり、たがいに相手のなかに芽生えさせたものから得る喜びを分かちあうのである。
愛するということ 愛の理論より抜粋
まとめ*信じる力は愛せる可能性

冒頭の山ちゃんと蒼井優さんの話に戻りますが、何に魅力を感じていいなと思うかは結局本人次第なのです。
たくさんの出会いの中で一番だったから?
選択肢がたくさんあると迷ってしまって、いつも通りものを取ってしまう経験はありませんか?
例えばかき氷のシロップの種類の多さに迷って、結局好きな味とか。
おみやげ屋さんで迷うと、「定番」「人気」に惹かれしまうとか。
「出会えない」のではなく「選べない」んです。
その経験から得た、たくさんの感情を皆さんに伝えたくて発信しています!
※実際にお付き合いをしたことはありません
同じシーンを違う相手とやると、全く違うものになります。
ゲームでも戦う相手が違うと、勝つための攻撃の仕方が変わる。
新しい自分に気がつける。相手と信頼し創り上げることが楽しい。だから人が好きで、私はお芝居をやめられないのです。
愛とは、安らぎのことではありません
熱海殺人事件より/つかこうへい
何者にも負けぬ強い志のことです
恋とは、優しさのことではありません
共に天を抱かんとする強い意志のことです
そして幸せとはその手で勝ち取るものなのです
相手が信頼できないから愛せないのではなく、まずはあなたが「自分は信頼できると愛せる」ことに気づいてあげてください。
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https://errnzabesu.com/hobbygostage/
愛するということ/エーリッヒ・フロム
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